2016
06
11:26:34
23Thu
この度、私の公式のオフィシャルホームページが出来ました!
2007年から続けてきたこのブログや演奏スケジュールなど、新しいHPにお引越しします。
今まで読んで下さった皆さま、心よりありがとうございます。
新しいHPでも、どうぞよろしくお願い致します!
【ブラジル音楽演奏家 阿部かよこ オフィシャルHP http://abekayoko.com】
2007年から続けてきたこのブログや演奏スケジュールなど、新しいHPにお引越しします。
今まで読んで下さった皆さま、心よりありがとうございます。
新しいHPでも、どうぞよろしくお願い致します!
【ブラジル音楽演奏家 阿部かよこ オフィシャルHP http://abekayoko.com】
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2016
06
17:04:07
20Mon

梅雨の真っ盛り、その中に、もう夏の気配が漂ってきました。
私はどうしても、昼の日差しより、夜の闇に惹かれてしまう傾向が強くて。
夏になると、いつもその暑さの中の静けさや、暗さや、狂気、の様なものに想いを馳せてしまいます。
しかし!そんな私でもファッションは別(笑)
白やブルー、コーラルなんかの夏らしい色に合わせて、オレンジのハイヒール♪
新しい靴(特にヒール)というのは、なんて女性の気持ちを浮き立たせてくれるのでしょう。
これはやっぱり、一種の魔法だな、って感じます。
初夏の演奏はちょっと遠くの初めましての場所、美味しいお料理との共演など盛り沢山!
新しい靴を履いて、いろんな所に行って、色々な人に音楽を届けられたら。
どこかの場所でお会いできますように。
7月の演奏予定です。
◆7月4日(火)池袋 P's Bar【P's Bar HP】
東京都豊島区池袋2-60-6 キムスビルB1
TEL:03-5391-3365
Open/19:00
Stage/19:40~ 2stage
Charge/2400yen
須古典明(g)・matsumonica(クロマチックハーモニカ)・阿部かよこ(vo&g)

*池袋の気取ったジャズバー(しつこいようですがマスター談)P's Bar。
こぢんまりとした店内は、いつも笑いといい音楽に包まれてます。
今回で2回目のこのトリオ。本当に素晴らしい先輩たちに囲まれて、幸せ一杯の演奏です。
ストイックな中に、とてつもない優しさを内包する須古さんのギター、軽やかであたたかくて、どこまでも
飛んで行くようなマツモニカさんのハーモニカ。おすすめのステージです。
◆7月8日(金)神奈川 江田 Torattoria Sciant 【シャント HP】
横浜市青葉区荏田北3-8-7
TEL:045-915-8666
---初夏のイタリアンとブラジル音楽の夕べ---
〜 Trattoria SCIANTO×阿部かよこ〜
Open/18:30
Stage/19:00~/20:30 2stage
Dinner&Music /4500yen (前菜盛り合わせ5点/パスタ/メイン/ドルチェ&珈琲、ミュージックチャージ込)
【18名様の完全予約制です。お席の確認は直接お店へお願いします】
阿部かよこ(vo&g) ソロ

*田園都市線は江田駅にある、欧風料理のお店 Scianto(シャント)。
今回、お店始まって初の演奏とお料理のイベントにお声をかけて頂きました。
初夏にふさわしく、野菜やフルーツをふんだんに使った、爽やかなイタリアンのコース料理と
ボサノバやサンバのブラジル音楽を楽しんで頂けます。
残席が少なくなっているようですので、ご予約はお早めに!
◆7月19日(火)表参道 プラッサオンゼジャムセッション【プラッサオンゼ HP】
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
TEL:03-3405-8015
Open/19:00
Stage/19:30~
Charge/2300yen
※演奏したい曲の譜面を4枚ご用意下さい
※ドラム・ピアノ・ギターはご用意してます。他の楽器はご持参下さい
【セッションホスト】
コモブチキイチロウ(bs)・黒田清高(dr)・前原孝紀(g)・阿部かよこ(ナビ/vo&g)

*プラッサオンゼジャムセッション初夏の陣?・・もしかしたら、すでに猛暑の陣になっているかも。
初めましての方も、すぐに馴染んでしまうこの空間。「緊張したけど、楽しかった!」と言って頂けるのが
とても嬉しいです。やはり、音楽が繋ぐ力は大きいんだなあ、と感じます。
ブラジル音楽を専門にしていない方でも、「好き!興味ある!」であればどなたでも!
熱いセッションホストの素晴らしきミュージシャンと共に、わたくし女将がお待ちしております
◆7月22日(金)神奈川 江田 Torattoria Sciant 【シャント HP】
横浜市青葉区荏田北3-8-7
TEL:045-915-8666
---初夏のイタリアンとブラジル音楽の夕べ part.2---
〜 Trattoria SCIANTO×阿部かよこ〜
Open/18:30
Stage/19:00~/20:30 2stage
Dinner&Music /4500yen (前菜盛り合わせ5点/パスタ/メイン/ドルチェ&珈琲、ミュージックチャージ込)
【18名様の完全予約制です。お席の確認は直接お店へお願いします】
阿部かよこ(vo&g) ソロ
*シャントさんでの初演奏、嬉しいことに6月末現在で既にほぼ満席!
そして、更に嬉しいことに、こんなに早く追加公演が決定しました。
7/8のお席が取れなかった方も、こちらはまだ余裕があるそうです。
ご予約はお早めに!
◆7月26日(火)四谷 サッシペレレ 【サッシペレレ HP】
東京都新宿区本塩町9番地 光丘四谷ビル B1
TEL:03-3353-7521
Open/17:00~
Stage/19:30/20:50/22:10
Charge/1500yen
長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)・阿部かよこ(g&vo)

*ブラジル音楽&ライブの老舗、四谷サッシペレレ。
初めて演奏させて頂いてから、私のレパートリーにサンバの曲が増えつつあります。
“サンバは歓びの父で、悲しみの息子”。
カエターノ・ヴェローゾの曲にもあるように、歓喜と哀愁が混在しています。
そんなサンバを皆で歌って、踊って楽しむ時間。
グルーブマスターのじんじんと黒田さんとのトリオでお届けします!
◆7月28日(木)柏 赤かぶや 【赤かぶや HP】
千葉県柏市柏2-10-2 The Kashiwa Tower 1F
TEL:04-7164-8145
Stage/18:30~ 3stage(1プレート、1ドリンク付)
Charge/2500yen
日下部史貴(bs)・日ノ下慶二(pf)・黒田清高(dr)・阿部かよこ(g&vo)
*ベースの日下部くんにお声をかけて頂き、初めてお邪魔する赤かぶやさん。
普段はジャズのステージのようですが、今回は、夏らしくブラジル音楽の演奏です。
スタンダード・ナンバーのボサノバから陽気なサンバまで。
美味しいお食事と共にお楽しみ下さい。
*8月の演奏予定*
8/8(月) 池袋 P's Bar ソロ
2016
05
11:54:14
29Sun

大好きな春が過ぎ、ちょっと苦手な梅雨→夏になろうとしています。
この低気圧と湿度と暑さに毎年やられてしまうのです・・それはもう幼少の頃から。
人の“体質”が変わるのには100年くらいかかるのですって。
なので、私達日本人には、江戸の頃から食されていた、日本の食べ物が一番効能があるらしいです。
冷たいおうどんに、茗荷や生姜、葱や大葉を沢山。香りだけでもう、気持ちがしゃっきりします。
日本人で良かった〜。
梅雨の6月は演奏は少なめ。そしてどちらもサンバ。どちらも楽しくて美味しいお店。
鬱陶しいこの季節、美味しいものを食べて、サンバで歌って踊って、晴れやかにいきませう♪
6月の演奏予定です。
◆6月22日(水)用賀 キンのツボ 【 キンのツボ HP】
東京都世田谷区用賀2-36-13 COREプレイス用賀B1
TEL:03-3707-0346
Open/ 18:00
Start/ 19:30~ 3stage
Charge/ 2500yen
長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)・阿部かよこ(vo&g)

*美味しい焼き鳥とおでん(夏は冷やしになるそうですよ!)の日本酒のあるライブハウス、キンのツボ。
近くにあったら毎日でも行きたい、楽園のようなお店です。
このメンバーとの演奏は、いつでもどこでも抱腹絶倒、そして素晴らしいグルーブ!
日本酒と焼き鳥とブラジル音楽の融合、ぜひぜひ体験して下さいませ♪
◆6月23日(木)四谷 サッシペレレ 【サッシペレレ HP】
東京都新宿区本塩町9番地 光丘四谷ビル B1
TEL:03-3353-7521
Open/17:00~
Stage/19:30/20:50/22:10
Charge/1500yen
長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)・阿部かよこ(g&vo)

*四谷にある老舗のブラジルライブ&レストラン、サッシペレレ。小野リサさんのお父様の作ったお店です。
共演の先輩ミュージシャン達は、ここを“Escola de samba”(サンバの学校)って呼んでます。
このサッシで、いろんなミュージシャンの中で鍛えられてきたんですって。
沢山のブラジルのミュージシャン、日本のミュージシャン達が、音を重ね、気持ちを重ねてきた場所。
3ステージ目はいつも、皆でサンバで大盛り上がり!
美味しいお料理、あたたかい雰囲気の中、サンバやボサノバをお楽しみください
◆6月25日(土)表参道 プラッサオンゼジャムセッション【プラッサオンゼ HP】
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
TEL:03-3405-8015
Open/19:00
Stage/19:30~
Charge/2300yen
※演奏したい曲の譜面を4枚ご用意下さい
※ドラム・ピアノ・ギターはご用意してます。他の楽器はご持参下さい
【セッションホスト】
コモブチキイチロウ(bs)・黒田清高(dr)・中西文彦(g)・阿部かよこ(ナビ/vo&g)

*プラッサオンゼジャムセッション@梅雨の陣で御座いましょう(たぶん)。
月一恒例プラッサセッション、今回は宮崎から、セッション発起人のドラマー、黒田さんが参加です!
そして、久しぶりの土曜日。
普段、お仕事などでご参加が難しい方、この機会をお見逃しなく!
女将、前回は風邪ひきでご迷惑をおかけしましたが、今回は張り切って参ります。
皆さまもリングイッサ↑(上の写真:ブラジルの粗挽きソーセージ)とショッピ(生ビール)と音楽で
このじめじめを乗り切りましょう!
沢山のご参加(特にギタリスト求む!)をお待ち申し上げておりまする
*7月の演奏予定*
・7/4(月) 池袋 P's Bar com 須古典明(g)・matsumonica(クロマチックハーモニカ)
・7/8(金) 江田 トラットリア シャント Solo(要予約)
・7/19(火) 青山 プラッサオンゼジャムセッション com コモブチキイチロウ(bs)・黒田清高(dr)・前原孝紀(g)
・7/22(金) 江田 トラットリア シャント Solo(要予約)
・7/26(火) 四谷 サッシペレレ com 長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)
・7/28(木) 柏 赤かぶや com 日下部史貴(bs)
2016
04
00:12:01
26Tue

寒⇔暖の差が激しくて、風邪をひいたり、冷えから胃腸をやられたり、ちょっと体調も思わしく無かったこの春。
ぐるっと一回りして(?)ようやく普段のペースに戻ってきたようです。
そんな中、4月は沢山の演奏があり、沢山の幸せや反省やもどかしさがあり。
ブラジル音楽の巨匠、エグベルト・ジスモンチの公演を聴き、畏怖の念を感じたり。
肉体的な変化と共に、心にいろいろな変化がありました。
感じた事、想う事を、自分のろ過装置で漉しながら、そして、沢山のもどかしさや反省を糧にしながら、
この先も演奏し続けたいと思うのであります。
5月の演奏予定です。
◆5月17日(火)四谷 サッシペレレ 【サッシペレレ HP】
東京都新宿区本塩町9番地 光丘四谷ビル B1
TEL:03-3353-7521
Open/17:00~
Stage/19:30/20:50/22:10
Charge/1500yen
長澤紀仁(g)・阿部かよこ(g&vo)

*ブラジル音楽&レストランの老舗、四ッ谷サッシペレレ。夜の部の演奏です。
長きに渡り、ボサノバを中心に演奏してきた私に、サンバの楽しさや美しさに飛び込む扉を開いてくれた、
素晴らしきギタリスト、じんじんこと長澤紀仁さんとのデュオ。
この日は、じんじんも歌います!ソロや私とのデュオもあり♪
サッシペレレ、初めてでも、なんか懐かしい感じがします。これが長年の歴史、というものかもしれません。
◆5月19日(木)池袋 P's Bar【P's Bar HP】
東京都豊島区池袋2-60-6 キムスビルB1
TEL:03-5391-3365
Open/19:00
Stage/19:40~ 2stage
Charge/1800yen
阿部かよこ(vo&g) ソロ

*池袋の気取ったジャズバー(しつこいようですが、あくまでマスター談)P's Bar。
5月は久しぶりに、私のソロ演奏でお届けします。
最近、毎回テーマ考えて演奏していますが、今回はずばり“スタンダード”。
あまりになじみ深くて、ちょっと手垢にまみれてしまっている(失礼)感がある曲たち。
しかし、色褪せず、永遠に輝き続けるスタンダード曲たちは、やはり強烈な魅力を感じます。
ちょっとご無沙汰している、あんな曲こんな曲を演奏します。
◆5月29日(日)押上 長屋茶房 天真庵【長屋茶房 天真庵 HP】
東京都墨田区文花1-6-5
TEL:090-2673-5217
Open/19:00
Stage/19:30~
Charge/4000yen(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)
長澤紀仁(g)・阿部かよこ(vo&g)
*今回、初めて演奏させて頂く、天真庵さん。どうやら、とてもとても美味しいお蕎麦とお酒が頂けるそう。
ミュージックチャージと、呑み助たちにはたまらないメニューと共にこのお値段!
・・・素敵。私がお客でお邪魔したいくらいです(笑)
音楽でもお酒でもマエストロ(笑)、じんじんと共にブラジル音楽をお届けします。
小さなお店ですので、ご来場の際にはご予約をおすすめです!
◆5月31日(火)表参道 プラッサオンゼジャムセッション【プラッサオンゼ HP】
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
TEL:03-3405-8015
Open/19:00
Stage/19:30~
Charge/2300yen
※演奏したい曲の譜面を4枚ご用意下さい
※ドラム・ピアノ・ギターはご用意してます。他の楽器はご持参下さい
【セッションホスト】
コモブチキイチロウ(bs)・長澤紀仁(g)・アレシャンドレ・オザキ(dr)・阿部かよこ(ナビ/vo&g)

*プラッサオンゼジャムセッション、春の最中の陣で御座います。
最近、ギタリストの参加が少ないのです・・・。
ブラジル音楽に興味がある、勉強してみたい、楽しみたい!理由はなんでもOKです!
初めてでちょっと心配な方は、見学だけでも勿論大丈夫。
懐の深い、あたたかいセッションホスト陣で、皆さまのご参加をお待ちしております。
*6月の演奏予定*
・6/22(水) 用賀 キンのツボ com長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)
・6/23(木) 四ッ谷 サッシペレレ comcom長澤紀仁(g)・黒田清高(dr)
・6/25(土) 青山 プラッサオンゼジャムセッション comコモブチキイチロウ(bs)・黒田清高(dr)・中西文彦(g)
2016
04
12:53:29
20Wed
4月ももう後半、時の流れの早さにびっくりです。
今年の始めから、自分の周りの環境が色々変わってきたのもあるんでしょう。
どうしても時間の流れに巻き込まれて、ゆっくりと何かを振り返る、という事が出来ず。
ようやく、その流れも穏やかになり、自分の中にスペースが出来始めました。
・・・自分のキャパの狭さに、とほほであります。
という事で、4月の演奏たちを振り返っていきます。

まずは、音楽と居酒屋を愛する者の楽園(笑)、用賀のキンのツボ。
この日は3連休の後というのもあったのか、少々静かな日でしたが、お花見帰りのいい感じのお客さま、
打楽器を持って遊びに来て下さった方、キュートなダンサリーナなどがお集り下さり、やはり最後はダンサ!!
長澤さん、黒田さんという強力なお二人に支えられ、私はいつも楽しく、そして、もどかしい思いが募ります。
頭では分かってるし、耳で聴いてても、体でも感じる、お二人のサンバのグルーブ。
しかし、そこに乗り切れないのです。表現しきれない、というのか・・。もどかしい。
これはしかし、練習と時間と経験が必要!
お二人の『大丈夫大丈夫!』に支えて頂き、これからももどかしい想いを抱えながら、演奏していきたい。
ほんと、大きな先輩と、お客さまに囲まれて幸せです。ありがとうございます!

翌週の日曜日は、お久しぶりの渋谷のノースマリンドライブで、ピアニスト須藤かよさんとのデュオ。
この日は、私の愛するミュージシャン、シコ・ブアルキとカエターノ・ヴェローゾの曲を特集しました。
この2人の曲たちは、まるで幾何学模様のパズルのよう。美しいモザイク・・かな。
不思議な音の羅列で、『え?こんなところに行くの?』と、予測がつきません。そこがとても面白い。
最後に、シコの“João e Maria”を演奏しました。この曲は、もう数年間、ずっと演奏してみたい、と憧れていた曲。
可愛らしくも哀愁が漂うメロディーに、かよさんのアコーディオンが絶対合う!と確信してました。
そして結果はその通り。子供時代の夢の終わり、サーカスの終焉、のような感じでした。
この演奏は、私にとってチャレンジでもあり、とても楽しく、そしてものすごく反省も多い演奏となりました。
自分のキャパの狭さや、色々な癖、対応能力etc,…はあ・・とため息が出てしまいますが、それもまた経験。
落ち込むばかりでは無く、それらを糧に、次回に盛り込んでいけたら、と。
またぜひ、この企画やってみたい・・やります!!
夕暮れのノースマリンドライブ、ゆったりと大きな心で聴いて下さった皆さま、ありがとうございました。

4月最後の演奏は、池袋の気取ったジャズバー(あくまでマスター談)P's Barにて。
前回、お久しぶりにご一緒した素晴らしいギタリスト、須古典明さんと、クロマチックハーモニカのマツモニカさんとのトリオ。
沢山のお客さまにお越し頂きました。ありがとうございました!
鳥たちの歌、春の雨の曲、出逢いや別れの曲、その十字路。春にまつわるエピソードを持つ曲たちを演奏しました。
それにしても、須古さんとマツモニカさんは素晴らしい!
音数が少なく、余白が何よりも美しい須古さんの音色。そこに、時に絡み、すり抜けていくマツモニカさん。
2人で、柔らかで美しい織物を織ってるようです。
私の声もここに一本の糸として織り込まれているんだなあ、と思うと、とても感慨深かったです。
アフターライブにお二人が弾いてくれた『エーデルワイス』。
空気や時間の流れまで変わってしまうような、あの雰囲気と音色。
私もこうなれれば、と、心から切望します。
4月は嬉しい事に演奏が続き、しかし、その中で色々なハプニングもありました。
何回やっても演奏とは慣れないもので、新鮮で、楽しみでも学びでもあります。
そして今回、『間違える』事はあっても、『失敗』という事は無いのかもしれないな、とも感じました。
楽しいこと、哀しいこと、光も陰も全て含めながら時間は過ぎ、それが人生になり、その中に音楽があります。
物事のどちらに光を当てるかで、光か陰か、勝ちか負けか、白か黒か、それは容易に反転します。
その反転の力や鍵を握ってるのは、ただ自分しかいないのだな、と。
これからも沢山の事が起こって来るでしょう。
でも、演奏し続けていきたい、と思っています。
今年の始めから、自分の周りの環境が色々変わってきたのもあるんでしょう。
どうしても時間の流れに巻き込まれて、ゆっくりと何かを振り返る、という事が出来ず。
ようやく、その流れも穏やかになり、自分の中にスペースが出来始めました。
・・・自分のキャパの狭さに、とほほであります。
という事で、4月の演奏たちを振り返っていきます。

まずは、音楽と居酒屋を愛する者の楽園(笑)、用賀のキンのツボ。
この日は3連休の後というのもあったのか、少々静かな日でしたが、お花見帰りのいい感じのお客さま、
打楽器を持って遊びに来て下さった方、キュートなダンサリーナなどがお集り下さり、やはり最後はダンサ!!
長澤さん、黒田さんという強力なお二人に支えられ、私はいつも楽しく、そして、もどかしい思いが募ります。
頭では分かってるし、耳で聴いてても、体でも感じる、お二人のサンバのグルーブ。
しかし、そこに乗り切れないのです。表現しきれない、というのか・・。もどかしい。
これはしかし、練習と時間と経験が必要!
お二人の『大丈夫大丈夫!』に支えて頂き、これからももどかしい想いを抱えながら、演奏していきたい。
ほんと、大きな先輩と、お客さまに囲まれて幸せです。ありがとうございます!

翌週の日曜日は、お久しぶりの渋谷のノースマリンドライブで、ピアニスト須藤かよさんとのデュオ。
この日は、私の愛するミュージシャン、シコ・ブアルキとカエターノ・ヴェローゾの曲を特集しました。
この2人の曲たちは、まるで幾何学模様のパズルのよう。美しいモザイク・・かな。
不思議な音の羅列で、『え?こんなところに行くの?』と、予測がつきません。そこがとても面白い。
最後に、シコの“João e Maria”を演奏しました。この曲は、もう数年間、ずっと演奏してみたい、と憧れていた曲。
可愛らしくも哀愁が漂うメロディーに、かよさんのアコーディオンが絶対合う!と確信してました。
そして結果はその通り。子供時代の夢の終わり、サーカスの終焉、のような感じでした。
この演奏は、私にとってチャレンジでもあり、とても楽しく、そしてものすごく反省も多い演奏となりました。
自分のキャパの狭さや、色々な癖、対応能力etc,…はあ・・とため息が出てしまいますが、それもまた経験。
落ち込むばかりでは無く、それらを糧に、次回に盛り込んでいけたら、と。
またぜひ、この企画やってみたい・・やります!!
夕暮れのノースマリンドライブ、ゆったりと大きな心で聴いて下さった皆さま、ありがとうございました。

4月最後の演奏は、池袋の気取ったジャズバー(あくまでマスター談)P's Barにて。
前回、お久しぶりにご一緒した素晴らしいギタリスト、須古典明さんと、クロマチックハーモニカのマツモニカさんとのトリオ。
沢山のお客さまにお越し頂きました。ありがとうございました!
鳥たちの歌、春の雨の曲、出逢いや別れの曲、その十字路。春にまつわるエピソードを持つ曲たちを演奏しました。
それにしても、須古さんとマツモニカさんは素晴らしい!
音数が少なく、余白が何よりも美しい須古さんの音色。そこに、時に絡み、すり抜けていくマツモニカさん。
2人で、柔らかで美しい織物を織ってるようです。
私の声もここに一本の糸として織り込まれているんだなあ、と思うと、とても感慨深かったです。
アフターライブにお二人が弾いてくれた『エーデルワイス』。
空気や時間の流れまで変わってしまうような、あの雰囲気と音色。
私もこうなれれば、と、心から切望します。
4月は嬉しい事に演奏が続き、しかし、その中で色々なハプニングもありました。
何回やっても演奏とは慣れないもので、新鮮で、楽しみでも学びでもあります。
そして今回、『間違える』事はあっても、『失敗』という事は無いのかもしれないな、とも感じました。
楽しいこと、哀しいこと、光も陰も全て含めながら時間は過ぎ、それが人生になり、その中に音楽があります。
物事のどちらに光を当てるかで、光か陰か、勝ちか負けか、白か黒か、それは容易に反転します。
その反転の力や鍵を握ってるのは、ただ自分しかいないのだな、と。
これからも沢山の事が起こって来るでしょう。
でも、演奏し続けていきたい、と思っています。